こんにちは^^さらいえです!
いきなりですが私は漫画が大好きです。学生の頃は漫画家になりたいと思っていたくらい大好きです。
大人になってからはコミックエッセイも好んで読むようになりました。
そして私が初めてこの作者さんと私考え方一緒やん…!と衝撃を受けたのがわたなべぽんさんです。
ほんわかしたイラストがかわいらしい漫画家さんです。
私が衝撃を受けたのは「やめてみた。シリーズ」と「自分を好きになりたい。」というコミックエッセイです。
そして今回やめてみたシリーズの完結編「さらに、やめてみた。」のある1エピソードを読んで考え方が変わったことについてまとめていきます。
今回は1エピソードのみのレビューになります。
それではさっそくいってみよー!
もくじ
わたなべぽんさんと私の共通点
まずはわたなべぽんさんと私に共通点がいくつかあるのでまとめてみました。
子なし夫婦であること
ぽんさんは会社員の夫君と二人暮らしです。
子育て漫画を読むのも好きなのですが、自分と同じ子なし夫婦の生活がみれるのはそれだけで面白いです。
自分に自信がないこと
ぽんさんは自分に自信がなくて人の目を気にしてしまう性格です。
そのエピソードがどれをとってもめちゃくちゃ分かる。私ですか?と思うくらいです。
例えばですが、人に何かを好きと言って自分の趣味嗜好が他人に伝わってしまうのが苦手だったり、個性的なアイテムが好きだったり、すみませんを言い過ぎてしまうなど…。私ですか?エピソード多すぎます。
毒親に育てられたこと
「自分を好きになりたい。」には、ぽんさんがなぜ自信がなく自分のことを嫌いなのか、そして自分を好きになるためにやったことの体験談が書かれています。
ぽんさんは毒親に育てられたことが原因で自分のことが大人になっても好きになれないと言っていました。
ぽんさんほどひどい親ではないですが、私も子供の頃親といろいろあり今でも思い出すと胸が苦しくなってしまいます。
今も近くに住んでいるのですが疎遠になっています。今疎遠になっているところもぽんさんと一緒です。
やめてみたシリーズとは
最初に読んだのは図書館で借りてきてなのですが、気に入りすぎて手元に置いておきたいと思い購入しました。
やめてみたシリーズは「やめてみた。」「もっと、やめてみた。」「さらいに、やめてみた。」の三冊あります。
漫画家のわたなべぽんさんが日常の生活の中で生活用品や人間関係のことで実はいらないかも?と思ったものを思い切ってやめてみます。
実際にやめてみてどうなったかをわかりやすく書いてあるコミックエッセイです。
やめてみることで新しくほかのことを始めたり、実は必要なかったものが発見出来たりと一つ一つのエピソードも短いので読みやすいです。
そして読み終えたときにはよし!私もがんばろう!と前向きな気持ちになれる本です。
さらに、やめてみた。時間厳守の巻
今回私の考え方が変わったのは「さらに、やめてみた。」の第七話 時間厳守の巻です。
このエピソードはぽんさんと遅刻グセのあるお友達とのお話です。
ぽんさんは遅刻する人が苦手なのですが、遅刻グセ以外はとても面白いお友達がいます。
毎回遅刻してくるその友達との付き合い方について悩んでしまいます。
「やめてみた。」に友達との人間関係にもやもやしたら今は合わない時期だと捉えて一旦距離を置く。というお話があったのですが今回は遅刻グセ以外は楽しいお友達。
何をやめるんだろう?と読み進めました。
まずは友達の遅刻グセをなおすためにぽんさんが奮闘します。
遅刻しないように電話やメールでどうしても遅れてほしくないときは早めの時間を伝えておくなど友達が遅刻しないようにサポートします。
しかし、ぽんさんの努力むなしく友達の遅刻グセはなおらず逆に迷惑がられてしまいます。
そこでアドバイザー夫君の昔のエピソード。
夫君にも遅刻グセのなおらない友達がいて、友達皆でなんとかなおそうと試みましたがなおらなかったそうです。
そしてふと「走るのが遅い人や泳ぐのが苦手な人がいるように友達のように時間の計算が苦手な人もいるのかも」と気付いて気の毒になり無理強いするのはやめたそうです。
そしてその友達と遊ぶ時はカッチリ時間は決めずに自分の時間を楽しみながら待つというやりかたに変えました。
それを聞いてぽんさんも実践してします。
実践してみて最後には友達に時間厳守を求めることをやめてみたことでほんの少しだけ人づきあいが気楽になったと書かれています。
衝撃&考え方が変わる
これを読んで衝撃を受けました。
私は走るのも遅いし泳ぐのも苦手です。苦手でできないのに早く走って、泳いでと言われてもできません。
遅刻する人の心理が分からず、今まではぽんさんと同じように苦手でなるべくそういう人たちとは関わらないようにしていました。
遅刻されると自分が軽く見られてるように感じて落ち込んでしまうんですよね。
でもこれを読んで遅刻グセ以外は楽しい友達かもしれないのに、遅刻グセがいやだと最初から拒絶していたことはすごくもったいなかったんじゃないかと思いました。
人は皆得意なことも苦手なこともある。当たり前のことなのに今まで気づきませんでした。
遅刻は許せないと思っていた固定観念を変えることができ、ほかの良いところを見ていくことが大切だと気付かされました。
おまけページに食べ物の好き嫌いが多い人(アレルギー除く)も苦手だったと書いてあり私と全く一緒!と共感。
こちらもいろんな味を感じるのが苦手な人もいると思うようにしたら受け止めやすくなったと書かれていて納得。
私はどうしても自分基準で考えてしまいがちです。
食べ物の好き嫌いがないので好き嫌いがある人の気持ちが分からないところがありましたが、なんでも人それぞれ苦手なものは違うので受け入れることってとても大切ですね。
まとめ
このお話を読んで今までの考え方が変わりました。
今回は1エピソードのみを紹介しましたが他にもたくさんのエピソードが収録されています。
気持ちをすっきりさせたい時、前向きになりたい時におすすめのコミックエッセイです。
是非読んでみてください!
最後までお読みいただきありがとうございました♡